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西川 祐代(にしかわ すけよ、生没年不詳)は、江戸時代初期の京都の浮世絵師。
西川祐信の門人。あるいは祐信の娘であるともいわれる。武村祐代、花月亭とも号す。宝暦(1751年-1764年)から天明(1781年-1789年)頃に絵本の挿絵を描いた。
宝暦10年(1760年)刊行の噺本『軽口笑顔草』1冊、翌宝暦11年(1761年)刊行の絵本『絵本初音森』2冊、その翌宝暦12年(1762年)刊行の絵本『絵本御代春』2巻、噺本『新軽口初商』1冊(刊行年不明)などが知られている。 他に天明7年(1787年)刊行の絵本『絵本千代鏡』2冊も知られている。画風は祐信の特徴をよく捉えて真似ている。