常川重信

(つねかわ しげのぶ)

常川 重信(つねかわ しげのぶ、生没年不詳)は、江戸時代中期の浮世絵師。

来歴

師系不詳。享保中、後期頃、奥村政信・奥村利信風の漆絵の役者絵、美人画を描いている。代表作として、細判の漆絵「すくねかねみち 市川団十郎」などが挙げられる。

作品

  • 「鳥柴のせりふ・沢村宗十郎」細判 漆絵
  • 「藤屋あづま・松嶋兵太郎 山崎与次兵衛・市村竹之丞」細判 漆絵
  • 「扇子を持つ若女形」細判 漆絵
  • 「飴売りと猿の親子」細判 漆絵 享保14年(1729年)の絵暦

常川重信の作品所蔵美術館