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宮川 長房(みやがわ ながふさ、生没年不詳) は、江戸時代の浮世絵師。
宮川長春の門人。宝永(1704年 - 1711年)から寛保(1741年 - 1744年)頃、師・長春や同門の宮川一笑の画風に似た肉筆美人画を描いた。作品は極めて少ない。「紅葉美人図」には、流れに浮かべた舟に揺られながら、周囲の美しく色付いた紅葉を愛でる三人の美人が描かれている。しかも、若い女性が自ら棹を操る光景には艶なる風情がある。落款には「日本繪宮川長房畫」とある。