勝川春山

(かつかわ しゅんざん)

勝川 春山(かつかわ しゅんざん、生没年不詳)は、江戸時代の浮世絵師。

来歴

勝川春章の門人。姓・不詳、通称・文吉。勝川を称して、天明-寛政(1781年-1801年)期に、美人画などの錦絵を残した。春山の描く長身の美人画には、師・春章の作風とは異なり、鳥居清長の影響が強く見られる。一時、泉守一の門人となり、泉昌有とも称したが、また、春山に戻っている。

作品

  • 「海道名物志」
  • 「両国花火」3枚続
  • 「淀川堤八幡参りの図」3枚続
  • 「浅草仁王門」3枚続
  • 「景清牢破り」東京国立博物館所蔵
  • 「碁盤忠信」東京国立博物館所蔵
  • 「浅草寺」竪大判 3枚続 島根県立美術館所蔵

勝川春山の作品所蔵美術館