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奥村 政利(おくむら まさとし、生没年不詳)は、江戸時代中期の浮世絵師。
奥村政信の門人。あるいは奥村利信の門人かとも言われる。江戸の人。政敏、文全とも号す。寛延(1748年 - 1751年)の頃、黒本の挿絵を描いた他、肉筆浮世絵を残している。作品に黒本『高砂十返松』、『狼に衣』などがある。この2作品に「奥村文全政利」の署名がある。また、肉筆美人画に「政敏書」と款し、政利の印のあるものがあるという。
信春 奥村政房