古阿三蝶

(こあ みちょう)

古阿 三蝶(こあ みちょう、生没年不詳)は、江戸時代中期の浮世絵師、戯作者。

来歴

師系不詳。画号は江戸小網町に住んだことに因んでいる。筆名は飛田琴太。天明(1781年 - 1789年)の頃に活躍、鳥居清長風の美人画を描き、また黄表紙などを自画自作した。黄表紙は、天明4年(1784年)刊行の『大倭智恵親玉』3冊、天明6年(1786年)刊行の『昔々相老松』3巻など15作品ほどを描いている。

古阿三蝶の作品所蔵美術館