速水春暁斎 2代目

(はやみ しゅんぎょうさい)

2代目速水 春暁斎(はやみ しゅんぎょうさい、生年不明 - 慶応3年(1867年)5月16日)は、江戸時代後期の大坂の浮世絵師。

来歴

初代速水春暁斎の門人。姓は速水、名は恒茂。通称は民之助。暁雲斎とも号す。初代速水春暁斎の子であった。初めは春民と号し、後に2代目速水春暁斎を襲名した。文政から慶応年間に活躍、主に読本の挿絵などを描いている。

文政11年(1828年)刊行の池田東籬作の読本『絵本忠孝美善録』10冊の挿絵が知られている。他に、嘉永元年(1848年)刊行の高井蘭山作の読本『春雨譚』5巻5冊の挿絵をしたことでも知られている。墓所は初代春暁斎と同じ京都市中京区の光徳寺。

速水春暁斎 2代目の作品所蔵美術館