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ジュール・ウジェーヌ・ルヌヴー(Jules Eugène Lenepveu, 1819年12月12日 アンジェ - 1898年10月16日 パリ)はフランスの画家。歴史画や宗教画を得意とした。
本名はジュール・ウジェーヌ・ルヌヴー・ブサロック・ド・ラ・フォン(Jules Eugène Lenepveu Boussaroque de Lafont )。アンジェの美術学校でメルシエに、その後パリでピコに師事。フランス国立高等美術学校に入学し、ローマ大賞を受賞してローマに留学し、学業を終えた。
巨大なカンバスに描かれた歴史的風景で名を揚げ、とりわけパリ・オペラ座の天井画(1869年~1871年。マルク・シャガールが作品で摸倣した)や、アンジェの劇場の天井画が名高い。1873年から1878年までフランス学士院ローマ支部の総裁に就任した。没後2年めの1900年、プチ・パレ近代美術館の中庭にルヌヴーの記念碑が設置され、アンジェの歩行者専用街路にルヌヴーの名がつけられた。