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脇田美術館( WAKITA MUSEUM OF ART )は長野県軽井沢町にある、洋画家脇田和の作品を展示している美術館。1991年に開館。
画家の脇田和のアトリエ山荘(1975年竣工・吉村順三設計)の敷地内に、自身の作品展示と現代との接点を求める企画展のための空間を、子息の脇田愛二郎とともに立案し、建設。
山荘を囲う建物は3つの部分からなり、エントランスホールと一体となった展示室と、その上階の自然光がそそぐ大展示室、細長いギャラリー、客間ほどの大きさの展示室と、それぞれに個性ある形の展示空間をもち、小規模ながら変化ある空間を回遊できる。
脇田和の作品、油彩432点、素描328点、版画107点、ペーパーバック、立体、コラージュなど300点余を収蔵している。
「軽井沢ドローイング・ビエンナーレ」の開催、音楽会、朗読会など、現代との接点をもとめるプログラムを展開している。
脇田 和(わきた かず、1908年 - 2005年)は昭和期に活躍した日本の洋画家。新制作協会創立会員。童話的で温かな印象を受ける作風が特徴。実子は洋画家の脇田愛二郎。
1955年、日本国際美術展で最優秀賞。1956年グッケンハイム国際美術展国内賞を受賞。1991年勲四等旭日小綬章。1998年、文化功労者。
期間中無休(展示替え等の臨時休館日を除く)
開館期間
4月中旬-11月下旬
一般 1,000円
大高生 600円
中小生 無料
※ 団体20名以上100円引き
脇田和の作品、油彩432点、素描328点、版画107点、ペーパーバック、立体、コラージュを展示。他作家作品も展示している。