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市立小諸高原美術館・白鳥映雪館は、小諸市街地の北西に位置する飯綱山の山頂付近にある美術館。平成10年に開館。
高さ27メートルの六角の塔をシンボルとする白鳥映雪館には、当市出身の日本画家白鳥映雪の50余年にわたる代表作など約50点が常設展示されている。白鳥映雪の師である伊東深水の美人画などもあわせて展示している。
文豪島崎藤村が教鞭をとったことでも知られている私塾小諸義塾にまつわる水彩画家、丸山晩霞、三宅克己、小山周次などの作品、さらには、この他の地元で活躍した美術家の作品を収蔵・展示している。
見晴しの良い高台にあるため浅間山、八ケ岳、北アルプスまで見渡すことができる。
白鳥 映雪(しらとり えいせつ、1912年7月23日 - 2007年6月15日)は日本画家。長野県小諸市出身。美人画家の伝統を伊東深水より継承され、日本画壇の最高峰の画家と評された。
1932年 伊東深水の門下生となる。1950年 「立秋」で日展の特選と白寿賞を受賞。伊東深水、児玉希望、奥田元宋等と日月社を結成。
1957年 「ボンゴ」で2回目の日展特選。1986年 「寂照」で日展内閣総理大臣賞。1994年 「菊慈童」で恩賜賞と日本芸術院賞をそれぞれ受賞する。2003年 勲三等瑞宝章受章。
月曜日(祝日の場合は開館)
祝日の翌日
年末年始(12月29日~1月3日)
展示替え期間
一般 500円
小中学生 250円
※企画展のため別途料金の場合があります
郷土の美術家の作品のほか小諸義塾で美術教師をしていた三宅克己や丸山晩霞の作品も展示。白鳥映雪館は小諸出身の白鳥映雪の作品に加え、恩師伊藤深水の作品も展示されている。
白鳥映雪《生家》
白鳥映雪《立秋》
白鳥映雪《菊慈童》
丸山晩霞《外国風景》
三宅克己《桜の紅葉》
小山周次《りんごとみかん
矢島貞男《浅間残雪》
内堀功《愛情》
小林貞吾《八幡船の男 》
内堀一男《浅間山》
佐藤利平《馬鈴薯》
北沢収治《山峡》