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明治から昭和にかけて生糸の町として栄えた須坂。蔵の町並みが残る旧市街の谷街道沿いに建つ、有形文化財に指定されている元牧新七の家を利用した美術館。平成7年に開館。
日本画家、岡信孝により古民コレクションである大正~昭和初期の着物やガラス、李朝の民画、工芸品、琉球漆器、染型など約2000点の寄贈を受け展示を行っている。
展示室は土蔵、主屋、上店を使い、歴史を感じさせる館内は古き良き時代を思い起こさせる。
土蔵展示室、砂ずりの厚い壁で囲まれた土蔵は、室温を調整する効果が高いため、ものを保管するためには最適な場所。そのため、人々は土蔵に家財道具など大切なものを保管していた。
主屋1階座敷は広い間取り、豊富に使われたケヤキ、縁側のガラス戸、書院の意匠など贅沢で凝った造りをいたるところに見ることができる。
迷路のようにいりくんだ、主屋2階においては、大正・昭和の着物を中心に、帯、大正ガラス、浴衣の染型などを展示している。
上店展示室は、その名のとおり商品を販売する場所として使われていた上店1階。現在では、展示室として様々な所蔵品を展示している。
木曜日(祝日の場合は開館)
年末年始(12月29日~1月3日)
一般 300円
小中生 100円
※特別企画展の場合は入館料を変更することがあります。
大正~昭和初期の着物やガラス、李朝の民画、工芸品、琉球漆器、染型などを展示。