サンリツ服部美術館

サンリツ服部美術館は、長野県諏訪市の諏訪湖畔にある、私立美術館である。1995年6月6日に開館。隣には北澤美術館本館がある。国宝・重要文化財・重要美術品29点を含む600点あまりの茶道具、古書画などを収蔵・展示している。

国宝本阿弥光悦作「楽焼白片身変茶碗 銘不二山」を収蔵することで名高いサンリツ服部美術館は、服部時計店3代目社長の服部正次と、その長男でセイコーエプソン社長であった服部一郎のコレクションを展示するため設立。

コレクションは古美術のほか、服部一郎収集のルノワールラウル・デュフィなど西洋絵画も含まれる。諏訪湖を望む建物は内井昭蔵の設計である。

名称
サンリツ服部美術館(さんりつはっとりびじゅつかん)
開館時間
9:30−17:00 (入館は閉館の30分前まで)
休館日

月曜日
年末年始、展示替期間

TEL
0266-57-3311
FAX
0266-53-4458
関連サイト
公式サイト(外部リンク)
入場料

大人 800円(700円)
小中学生 400円(350円)
※( )内は団体割引料金
※特別展開催期間中は別途入館料を定めます。

所在地
〒392-0027
長野県諏訪市湖岸通り2-1-1

サンリツ服部美術館 展示品

国宝

  • 楽焼白片身変茶碗(らくやき しろかたみがわりちゃわん)銘不二山 本阿弥光悦作

重要文化財

日本絵画

  • 絹本著色孔雀明王像(井上馨旧蔵)
  • 紙本著色弘法大師絵伝
  • 紙本著色三十六歌仙切(能宣)佐竹家伝来
  • 紙本著色北野天神縁起残闕(弘安本)(尊意参内図)
  • 絹本墨画山水図(青山白雲図)「破草鞋印」の印あり(原三渓旧蔵)
  • 紙本墨画淡彩望海楼図 永享七年十月惟肖得巌の賛がある

中国絵画

  • 絹本著色桃花小禽図(原三渓旧蔵)
  • 紙本墨画葡萄図 日観筆

陶磁

  • 古九谷色絵牡丹鳥文大皿(塩原又策旧蔵)
  • 古九谷色絵牡丹文八角大皿(塩原又策旧蔵)
  • 色絵芙蓉菊文皿 鍋島(塩原又策旧蔵)
  • 鼈甲手天目茶碗(玳皮天目)(鴻池家旧蔵)

墨蹟

  • 兀庵普寧(ごったんふねい)墨蹟
  • 大燈国師(宗峰妙超)墨蹟 霊徹字号
  • 物初大観墨蹟 黄山谷草書杜詩跋 咸淳三年秋季

その他の展示品

  • オーギュスト・ルノワール 《洗濯女》
  • アルベール・マルケ 《サン・ジャン・ド・リュスの落日》
  • ポール・シニャック 《船》
  • ポール・シニャック 《スイカ》
  • マルク・シャガール 《花束と恋人たち》
  • ヴァン・ドンゲン 《花》
  • ジャン・フサロ 《アルカションの入江の強風》
  • ポール・アイズピリ 《ヴェニス》
  • ジャン・カルズー 《港の風景》
  • ラウル・デュフィ 《船》
  • ラウル・デュフィ 《セーヌ川、オワーズ゙川、マルヌ川》
  • ラウル・デュフィ 《モーツァルト》
  • ラウル・デュフィ  《静物のあるアトリエ》
  • ラウル・デュフィ 《チェロ奏者たち》
  • ポール・ギアマン 《樹影の馬》
  • ポール・ギアマン  《雪中の騎士 》
  • 萩谷巌 《マジョリカの壺》
  • 木村忠太 《村の広場》
  • 木村忠太 《田舎の風景》
  • 香月泰男 《雲雀》

展示画家(サンリツ服部美術館)