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安曇野ちひろ美術館は、長野県北安曇郡松川村にある、絵本作家いわさきちひろに関する美術館である。安曇野アートラインの一角にある。館長はいわさきちひろの長男・松本猛。
ちひろの代表作の原画を中心に、1年に4回のテーマを決めて、ちひろの作品を展示している部屋。
ちひろが誕生してから没するまでを時系列に沿って、人生で重要であった出来事を紹介している部屋。素描やスケッチ、遺品も展示されており、ちひろの人間像が浮き彫りにされている。
散逸しがちな絵本の原画を保存するための、国際的なコレクションが展示されている。アジア・ヨーロッパ・アメリカなど、国籍もさまざまな作家が取り上げられている。
コレクション作品の展示など、企画展示を行っている。世界の絵本画家をテーマに、展示室1と同じ期間で年4回の企画展を行っている。
死者の書や絵巻物など、現代の絵本につながる史料を展示している。
コレクション作家を中心に、約3,000冊の絵本が閲覧できる図書室。
いわさきちひろやコレクション作家の作品を用いたさまざまなグッズが販売されている。一つの展示室に相当する面積が充てられており、来館者でいつも賑わっている。
絵を鑑賞することに興味のない子どももいることに配慮して設置された場所。子どもが創造性を発揮して楽しめるよう配慮されており、美術館のコンセプトとの整合性が取られている。
地元の食材を活かした軽食や、ハーブティーなどのメニューがあるが、館長の意向でアルコール類の提供を行っているのが特徴。作品を見た人が印象や感動を深める場所として、展示室と同等の重みを持つ場所と位置づけられている。
いわさきちひろ(1918年 - 1974年、女性)は、日本の画家・絵本作家。本名は松本知弘(まつもと・ちひろ、旧姓岩崎)。初期作品には、岩崎ちひろ、岩崎千尋名義で発表されたものが存在する。
福井県武生市(現在の越前市)生まれ。夫は日本共産党の元国会議員松本善明。左利き。「子どもの平和としあわせ」を生涯のテーマとし、現在も女性を中心に幅広い層から支持を得ている。
第2・4水曜日(祝日は開館、翌日休館)
※GW・8月は無休
※展示替えのための臨時休館あり
冬期期間
12月1日−2月末日
大人 800円
高校生以下 無料
いわさきちひろの作品や資料を展示している。また、世界の絵本の原画を保存するための、国際的なコレクションを展示している。