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長野県信濃美術館・東山魁夷館は長野県長野市、善光寺に隣接する城山公園内にある美術館。1966年に開館した本館(長野県信濃美術館)と1990年に開館した東山魁夷館からなる。
本館では菱田春草、荻原碌山、池田満寿夫、松井康成などの郷土作家や信州の風景画の収集・展示と数多くの企画展などを行っている。
東山魁夷館では、信州の風景に魅せられた日本画家・東山魁夷の作品を約960点収蔵、年に6回テーマを変えて、日本やヨーロッパの自然風土を描いた作品を展示している。建築設計は谷口吉生。
東山 魁夷(ひがしやま かいい、1908年 - 1999年)は、日本の画家。文化勲章受章者。千葉県市川市名誉市民。1947年の第3回日展で「残照」が特選を得たことが転機となり、以降、風景を題材に独自の表現を追求した。
1970年代には約10年の歳月をかけて制作した奈良・唐招提寺御影堂障壁画「黄山暁雲」は畢生の大作となった。これにより国内での知名度と人気が高まり、国民的日本画家とも称されるようになった。
画集のみならず文章家でもあり画文集など、著作は数多い。川端康成とも親交が深かった。
水曜日(祝日休日は開館)
年末年始(12月29日-1月1日)、展示替え期間
企画展
展覧会ごとに異なります。
東山魁夷館常設展
一般 500円(400円)
大学生 300円(200円)
高校生以下 無料
※信濃美術館の収蔵品展 開催期間中は、あわせてご覧いただけます。
※( )内は20名以上の団体割引料金です。