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金山 平三(かなやま へいぞう,1883年 - 1964年)は、大正・昭和期の洋画家である。
兵庫県神戸市生まれ。黒田清輝らに師事し、東京美術学校(現東京藝術大学)西洋画科を首席で卒業。助手として大学に残り、28歳から31歳までの間はパリを拠点にヨーロッパ各地へ写生旅行に赴く。帰国後、文展初出品の『夏の内海』特選第二席、翌年の「氷すべり」特選第一席など官設展での受賞を重ね、36歳にして帝展審査員に選ばれる。
1935年の帝展改組を機に中央画壇から去り日本の風景を描くために旅を続けた。44年帝室技芸員、45年、皇太子および義宮に作品を献上。
1957年 日本芸術院会員、1959年日展顧問。