小松義雄
(こまつ よしお)
小松 義雄(こまつ よしお、1904年-1999年12月22日)は、日本の昭和期の洋画家・抽象画家である。
- 1904年(明治37年)、東京都銀座生まれ。
- 慶應義塾大学仏文学部卒業と同時に美術文学研究の為ヨーロッパに渡り、フランスに3年間滞在。フランスでパブロ・ピカソに出会いその作品に感動と衝撃を受けた。
- 帰国後は、自由美術家会員として東京にて個展を重ね、1947年(昭和23年)・1948年(昭和24年)には昭和天皇、香淳皇后に近代美術を講じる。1950年設立のモダンアート協会の発起人の一人。作品として、抽象画、具象画、水彩画、水墨画、カット、デッサン等多種に渡り、3号から80号まで数多くの作品が存在する。
経歴
- 1904年 東京銀座に生まれる
- 1921年 慶應義塾大学経済学部に入学
- 1930年 同大学仏文学部卒業
- 1930年 美術文学研究の為渡欧・滞仏
- 1931年 バリ・秋のサロン入選
- 1934年 日本に帰国
- 1939年 抽象絵画展覧会を銀座三越にて開催
- 1940年 自由美術家協会会員となる
- 1943年 第三回個展を三越にて開催
- 1946年 日本大学芸術学部講師となる
- 1948年 昭和天皇・香淳皇后下に近代美術を講ず
- 1949年 再度天皇・皇后に近代美術を進講する
- 1951年 モダンアート協力会創立 爾耒日本国際展・日本現代展に出品
- 1971年 渡欧・フランス・スイス・イタリー絵の旅
- 1972年 滞欧作品展・日動画廊
- 1973年 小松義雄滞欧作品展(鳥取県米子市大丸百貨店)
- 1976年 小松義雄水墨画展(茨城県水戸市川上画廊)
- 1979年 小松義雄絵画展(水戸市コロナ美術館)
- 1999年12月22日 死去
小松義雄の作品所蔵美術館