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損保ジャパン東郷青児美術館(SEIJI TOGO MEMORIAL SOMPO JAPAN MUSEUM OF ART)は東郷青児の美術作品コレクションを中心とする美術館である。財団法人損保ジャパン美術財団が運営している。東京都新宿区の損保ジャパン本社ビル内42階にある。
東郷青児を初めとする現代日本人洋画家のコレクションが中心であるが、企画展ではポップアートを取り上げるなどの幅の広さがある。
また、運営主体の財団法人が美術家育成の目的を持つことから、若手画家の展覧会や表彰企画が盛んである。そのなかで、2002年に第25回安田火災東郷青児美術館大賞を付与した和田義彦について、その受賞作品について盗作の疑いがあるとして受賞を取り消すこととなった。
1987年から展示されている当館所蔵で最も有名な作品であろうゴッホの「ひまわり」については、その購入額(約58億円)によってまず注目を集めた。
また、購入当初から欧米の美術界を中心に「贋作ではないか」という説があったが、これはゴッホ美術館の学芸員によって否定されている。
2003年には、ゴッホが意図していたという2つの「ひまわり」と「ルーラン夫人ゆりかごを揺らす女」を並べるという企画を、「ルーラン夫人」をシカゴ美術館より、もう一つの「ひまわり」をゴッホ美術館より借りだし実現している。
月曜日(祝日・振替休日の場合は開館)
展示替の期間、年末年始
一般 1,000円(800円)
大学・高校生 600円(500円)
シルバー〔65歳以上〕800円
小中学生 無料
※( )内は20名以上の団体料金
※特別展を除く展覧会は一般 500円
※常設展示のみをご覧頂く場合も同額の入館料となります。