全国の美術館の情報や絵画・彫刻・アートなど芸術作品と画家・作家の紹介
岡本太郎記念館は、東京都港区にある私設美術館。日本の芸術家、岡本太郎が1953年から1996年、84歳で没するまでアトリエを兼ねた住居として使用していた建物を記念館としたものである。
同地にあった旧居は戦災で焼失したが、岡本の友人でル・コルビュジェの弟子でもあった建築家・坂倉準三の設計により建てられた。
岡本の要望により、積み上げたブロックの壁の上に凸レンズ形の屋根の乗った独自の形象をしており、壁には岡本の描く顔と「TARO」の赤いサインが入っている。岡本はこのアトリエで50年近くも生活した。1970年万国博の太陽の塔の構想もここで練られた。
戦前の旧居には岡本は両親である一平、かの子と共に長く暮らしていた。
現在の記念館には、膨大な数の彫刻、デッサン、エスキースなどが展示保存されている。1階には岡本が使用した筆や絵具、2階には油絵、彫刻などが展示されている。また写真撮影も自由である。
岡本 太郎(おかもと たろう、1911年 - 1996年)は、日本の芸術家。抽象絵画やシュルレアリスムとも関わり、縄文や沖縄の魅力に再注目した人物でもある。
平面・立体作品を数多く残し、文筆活動も精力的に行った。後年はTVなどメディアへの露出も多かった。
1970年の大阪万国博覧会での作品「太陽の塔」は大阪のシンボルとなっている。また、壁画「明日の神話」が東京都渋谷区の京王井の頭線渋谷駅連絡通路に設置されている。
火曜日(祝日の場合は開館)
年末年始(12/28-1/4)及び保守点検日
一般 600円 (500円)
小学生 300円 (200円)
※( )内は15人以上の団体料金
岡本太郎の油絵、彫刻、デッサンなど作品と使用した筆や絵具などが展示されている。