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日本民藝館は東京都目黒区駒場にある、伝統的工芸品を主に収蔵展示する美術館。宗教哲学者、美術研究家で民芸運動の主唱者でもあった柳宗悦によって創設された。
日本各地の焼き物、染織、漆器、木竹工など、無名の工人の作になる日用雑器、朝鮮王朝時代の美術工芸品、木喰(もくじき)の仏像など、それまでの美術史が正当に評価してこなかった無名の職人による民衆的美術工芸、実用品などを展示している。
収集の対象は多岐にわたるが、特徴的なところで、朝鮮王朝時代の雑器・民画、初期伊万里の染付、古丹波焼、大津絵、木喰の仏像、沖縄の染織品や陶芸、「かづき」「こぎん」などの東北地方の染織品、スリップウェアなどのイギリスの古陶器、濱田庄司・河井寛次郎・バーナード・リーチなどの個人作家の作品などがある。
月曜日(祝日の場合は開館し翌日休館)
展示替期間、年末年始
一般 1,000円 (800円)
大高生 500円 (400円)
中小生 200円 (150円)
※( )内は 20 名以上の団体料金
日本民藝館の収蔵品のほとんどが、柳宗悦による蒐集である。その分野は日本及び海外諸国の陶磁器、染物、織物、絵画、木工品、漆器、金工、石工、革工、紙工、編組品、硝子、彫刻 などにわたり、約1万7千点を数える。