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玉堂美術館は青梅市御岳にある日本画壇の巨匠・川合玉堂の作品を展示した美術館。昭和36年5月に開館。建築設計は数奇屋建築の名手で芸術院会員の吉田五十八。奥多摩の自然と見事に融合している。
展示作品は、15歳ごろの写生から84歳の絶筆まで幅広く展示。展示替は年7回行われ、その季節に見合った作品が展示されている。
川合 玉堂(かわい ぎょくどう、本名:川合 芳三郎、1873年 - 1957年)は、明治から昭和にかけて活躍した日本画家。日本の四季の山河と、そこで生きる人間や動物の姿を美しい墨線と彩色で描くことを得意とした。
愛知県葉栗郡外割田村(現在の一宮市木曽川町)生まれ。1890年、17歳より「玉堂」と号する。23歳のとき上京し橋本雅邦に師事する。岡倉天心、雅邦、横山大観らの創立した日本美術院(1898年)には当初より参加。
1900年頃からは私塾「長流画塾」を主宰、1907年には第1回文部省美術展覧会(文展)審査員に任命され、また1915年からは東京美術学校日本画科教授となり、日本画壇の中心的存在の一人となる。1940年には文化勲章を受章。
戦時中の1944年に、かねてより頻繁に写生に訪れていた東京都西多摩郡三田村御岳(現・青梅市)に疎開、住居を「偶庵」、画室を「随軒」と称する。同地の自然を愛する玉堂は戦後もそのまま定住、同地で1957年没した。
月曜日(月曜日が祝日の場合、その翌日)
年末年始(12月25日-1月4日)、臨時休館
大人・大学生 500円(400円)
中学・高校生 400円(300円)
小学生 200円(150円)
※( )内は20名以上の団体料金
川合玉堂の作品