千住博

(せんじゅ ひろし)

千住 博(せんじゅ ひろし、1958年(昭和33年) - )は日本画家。東京都生まれ。名前の「ひろし」は正しくは右上の点のない「十専」という表記である。滝のアーティストの異名もある。

略歴

慶應義塾幼稚舎・慶應義塾普通部・慶應義塾高等学校を経て、2浪後、1982年(昭和57年)、東京芸術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業。修了作品は東京藝術大学買上。

1987年(昭和62年)、同大学院博士課程修了。終了作品は東京大学買上。卒業とともに個展、展覧会で精力的に作品を発表。

1994年(平成6年)、第7回MOA岡田茂吉賞、絵画部門優秀賞受賞(2002年(平成14年)、第13回MOA岡田茂吉賞大賞受賞)。

1995年(平成7年)、創立100周年のヴェネツィア・ビエンナーレで27年ぶりに日本人として優秀賞を受賞。2000年(平成12年)、河北倫明賞受賞。

2002年(平成14年)大徳寺聚光院別院襖絵完成。2006年(平成18年)フィラデルフィア松風荘襖絵(ウォーターフォールシリーズ)完成。

現在、京都造形芸術大学学長・同国際芸術研究センター所長、同付属康耀堂美術館館長。ニューヨーク在住。日本画の存在やその技法を世界に認知させ、真の国際性をもった芸術領域にすべく、講演や著述等世界的視野で幅広い活動を行っている。

主な著書に、『絵の心』(世界文化社)、『美は時を越える』(日本放送出版協会)、『疑問符としての芸術』(宮島達男との対談:美術年鑑社)、『日本画から世界画へ』(対談集:美術年鑑社)、『ヴェネツィア日誌』(求龍堂)、『星の降る夜に』(富山房)などがある。

弟は作曲家の千住明、妹はヴァイオリニストの千住真理子。父は千住鎮雄。母は教育評論家の千住文子。

代表作

  • 『ウォーターフォール』 1996年(平成8年)、国立国際美術館
  • 『Iguasu』 2008年(平成20年)
  • 『Dayfall/Nightfall』 2008年(平成20年)~

著作

  • 『千住博の美術の授業 絵を描く悦び』 光文社新書、2004年(平成16年)
  • 『美は時を超える 千住博の美術の授業』 光文社新書、2004年(平成16年)
  • 『「美」を生きる』 世界文化社、2008年(平成20年)
  • 『DUNE別冊 千住博 Art In New York』 アートデイズ、2008年(平成20年)
  • 『美術の核心』 文春新書、2008年(平成20年)
  • 『ルノワールは無邪気に微笑む』 朝日新聞社、2006年(平成18年)

千住博の作品所蔵美術館