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鉄斎美術館は、兵庫県宝塚市の清荒神清澄寺境内にある美術館。1975年に開館した。
清荒神清澄寺所蔵の日本画家・富岡鉄斎の作品を広く公開展示することを目的に開設された。収蔵品の鉄斎作品は絵画、書、陶器など1000点に及ぶ。
富岡 鉄斎(とみおか てっさい、1837年 - 1924年)は、明治・大正期の日本の文人画家、儒学者。日本最後の文人と謳われる。
鉄斎は、学者(儒者)が本職であると自認し、絵画は余技であると考えていた。また、「自分は意味のない絵は描かない」「自分の絵を見るときは、まず賛文を読んでくれ」というのが口癖だったという。
その画風は博学な知識に裏打ちされ、主に中国古典を題材にしているが、文人画を基本に、大和絵、狩野派、琳派、大津絵など様々な絵画様式を加え、極めて創造的な独自性を持っている。彼の作品は生涯で一万点以上といわれる。
80歳を過ぎてますます隆盛で、色彩感覚の溢れる傑作を描いた。日本のみならず世界からもいまなお高い評価を受けている。
月曜日(祝日、振替休日とかさなる場合は、翌火曜日休館)
年末年始
一般 300円
高校・大学生 200円
小学・中学生 100円
富岡鉄斎の絵画、書、陶などの作品を展示。