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芦屋市立美術博物館は兵庫県芦屋市にある美術館と歴史博物館の設備を併せ持つ複合施設。1991年に開館。
芦屋市南部の伊勢町に位置し、隣接して芦屋市立図書館と芦屋市立谷崎潤一郎記念館が立地する。館内は小出楢重や菅井汲、吉原治良と具体美術協会、中山岩太ら芦屋カメラクラブの写真家など、芦屋ゆかりの芸術家たちの作品を多く展示、収蔵している。
館外の前庭には巨石のオブジェが飾られており、一隅に小出楢重のアトリエが復元され常設公開されている。 ミュージアムカフェは小出楢重アトリエに直結しており、美術館入館者以外でも利用できる。
小出楢重(こいで ならしげ、1887年 - 1931年)は、大正~昭和期の洋画家。
大阪市南区出身。二科展出品作の「Nの家族」で樗牛賞受賞。《少女お梅の像》が二科賞を受賞。挿絵やガラス絵の制作にも着手。
晩年に集中して描かれた裸婦像は、西洋絵画に見られる理想化された裸婦像とは一線を画した、日本人による日本独自の裸婦表現を確立したものとして高く評価される。
月曜日
展覧会により異なります
小出楢重、菅井汲、吉原治良、具体美術協会(嶋本昭三、白髪一雄、村上三郎、金山明、元永定正、田中敦子など)、芦屋カメラクラブ(中山岩太など)の作品を主に収蔵、展示。