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イタリア館またはプラトン装飾美術館は兵庫県神戸市中央区の北野町にある歴史的建造物、美術館。1991年に一般公開された。旧アボイ邸とも。北野・山本地区の伝統的建造物。
アボイ氏の自邸として大正時代初頭に建設された西洋館を、各部屋に18世紀から19世紀のイタリア・フィレンツェを中心とする装飾的なアンティーク家具、調度、絵画等を展示し、美術館として使用している。
展示品は、食堂を飾るイタリア人彫刻家ビクター・エモーヌの家具や暖炉、絵画ではミレー、コロー、ルソー、ボナールらの作品、クローディオンやロダンの彫刻の他、ランプや食器になど全て本物のアンティークで質は高い。ジャン・コクトーの自筆素描などの希少な一品も飾られている。
館の南側にある洋式庭園は、プールを中心としたカフェテラスになっている。 この大理石の柱や彫刻で装飾された南イタリア風デザインに統一された庭園には、喫茶のみの入場も可能である。
年末年始のみ
大人:700円
中・高生:500円
小学生:200円
18-19世紀のイタリアを中心としたアンティーク家具や調度、絵画などの美術品を展示。
絵画ではルソー、ミレー、コロー、ボナールなど印象派とバルビゾン派の自筆のデッサン、エッチング、油絵の数々クローディオンやロダンのブロンズや石膏を展示。
中でも19-20世紀のイタリア人彫刻家ビクター・エモーヌが手掛けた作品を20年の歳月をかけて収集・展示した「ビクター・エモーヌの間」では、家具、暖炉等の一式はルネッサンス様式の彫刻の多い最高峰の作品を展示。
また、キャビネットの中には銀器、食器、金採のガラスなどのアンティーク品や、エミール・ガレのスタンド、半地下のワインセラーなどもある。