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箱根マイセン庭園美術館は、常時300点以上の18世紀~19世紀のアンティークマイセン陶磁器や、ヨーロッパのアンティーク磁器、オールドノリタケを展示している美術館。
仙石原の雄大な自然に囲まれた庭園は、カフェテラスとして利用できる。館内にはショップ、カフェもある。
コレクションにはマイセン磁器で造られたシャンデリア、パゴタというマイセンからくり人形、三美神センターピース、メッシュプレート、スノーボウルなどがある。
マイセンはドイツ・マイセン地方で生産される磁器の呼称。名実ともに西洋白磁の頂点に君臨する名窯である。
17世紀ごろ東洋からもたらされた白磁は西洋社会では憧れの芸術品であった。各国が競ってその製造開発に乗り出し、1709年にザクセン・フォークラント地方のアウエ鉱山のカオリンを原料とした白磁の製造に成功し、西洋磁器の歴史の幕が開けた。
初期のマイセンのデザインは中国の五彩磁器や有田焼の影響を受けているが、ヨーロッパ的なロココ調の作品が主流になった。贋作防止のため、マイセンの陶磁器には交差した二本の剣のトレードマークが1723年から用いられている。
年中無休
大人 1600円
学生 1100円
こども(4歳~中学生)800円
18世紀~19世紀のアンティークマイセン、ヨーロッパのアンティーク磁器やオールドノリタケを展示している。