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本間寄木美術館は、寄木細工を展示している美術館。江戸時代から昭和初期に製作された作品を約500点所蔵。年3回程度の展示替えを行い、常時約200点を展示している。
コレクションは洋風厨子、文台・硯箱、寄木重箱、寄木源氏嘉門香紋入箪笥、寄木旅枕、寄木飾り棚と楽人雛、寄木長磯琴、寄木箪笥(富士)、寄木箪笥、寄木四方盆、乱寄木八寸二枚組盆(黒柿盆)、机・文箱などがある。
箱根寄木細工は種類の多い木材の、それぞれが持つ異なった材色や木目を生かしながら寄せ合わせ精緻な幾何学文様を作り出し一定厚みの「種板(たねいた)」とし、これを特殊な大鉋(おおかんな)で薄く削り、小箱などに貼布、装飾に利用したり、種板をそのまま加工し製品にする手作りの木工芸品。伝統的工芸品に指定されている。
また伝統的文様の寄木コースターを手作りしながら、寄木細工の制作を楽しく体験できるコーナー寄木細工体験教室や、匠の技を窓越しに見学できる実演工房がある。
無休
大人(中学生以上)500円
小人(小学生)300円
江戸時代から昭和初期に製作された寄木細工を展示している。