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かぼちゃ美術館は、水玉と網模様をモチーフにした、幻想的な絵画で知られる前衛美術家、草間彌生の作品のうち、かぼちゃに関する絵画、立体、オブジェなど約70点を展示している美術館。
常設展では「赤いかぼちゃ」や「かぼちゃのひるね」、「ダンスかぼちゃ」など人気の作品を鑑賞できる。ここだけでしか見ることのできない100号の赤かぼちゃ、希少価値の高いかぼちゃ軍団も。
4メートルの吹き抜けになっている新館では、エンドレスミラールームや、オブジェを触ったり、絵画を撮影したりすることができる。また、特別展やハロウィン祭りなど季節に合わせたイベントも開催される。
館内にあるかぼちゃカフェでは、かぼちゃのあわもち、かぼちゃのバウムクーヘン、かぼちゃの田舎まんじゅうなど、多くの栄養を持っている「かぼちゃ」を使ったデザートメニューが並ぶ。
草間 彌生(くさま やよい 1929年 - ) は、日本の彫刻家、画家、小説家。長野県松本市生まれ。絵画の画面や彫刻の表面のみならず、見る者の視界を覆い尽くさんばかりの水玉のモチーフを使うことが特徴。
合わせ鏡を用いて光やオブジェを無限に広がるように見せるインスタレーションや、男根状のオブジェを日用品などに張り付ける立体作品も制作している。またファッションデザインや小説執筆などの活動も行う。
1993年、ヴェネチア・ビエンナーレ日本代表。1996年、国際美術評論家連盟から2年連続でベストギャラリー賞を受賞。2000年、第50回芸術選奨文部大臣賞、外務大臣賞を受賞。2003年、フランス政府から芸術文化勲章受賞。
美術館/火曜日(祝日の場合は翌日)
カフェ/火・水曜日
一般 900円
高校生以下 500円
草間彌生《かぼちゃの昼寝》
草間彌生《かぼちゃの神様》
草間彌生《かぼちゃのダンス》
草間彌生《かぼちゃオブジェクト》