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伊豆ガラスと工芸美術館は、アール・ヌーヴォー、アール・デコ期にかけての、欧米のガラス工芸作品を展示している美術館。伊豆半島屈指のリゾート地、伊豆大室高原にある。平成5年に開館。
19世紀末から20世紀初期にかけて流行した、アール・ヌーヴォー、アール・デコ期にかけての代表的ガラス作家であるエミール・ガレ、ドーム、ティファニー、ラリックの作品など、欧米のガラス工芸の名品を中心に、収蔵作品数千点の中から常時300点余を展示している。同時代の版画、ブロンズ、陶磁器、服飾品などもあわせて展示。
アール・ヌーヴォーとはフランス語で「新しい芸術」を意味し、うねるような曲線を用いて、写実的に植物や風景を描いた作品が多いのが特徴。1900年頃が最盛期。
アール・デコは、「装飾芸術」を意味し、幾何学的な文様、シンプルな直線が特徴。アール・ヌーヴォーの後、1925年頃に最盛期を迎えた。
制作体験工房ではステンドグラス、フュージング、ビーズアクセサリー、ビッツパッチ、万華鏡を制作することができる。
年中無休
一般 850円
小・中・高校生 450円
60歳以上 700円
ガレ、ドーム、ラリック、ティファニーの作品など、20世紀初期のアールヌーボー&デコ期のガラス工芸品を展示している。
エミール・ガレ《鯉魚文花瓶》ガラス
ドーム《スミレ文一輪挿し》ガラス
ティファニー《藤文ランプ》ガラス
ラリック《百合文オパールボウル》ガラス
エルテ《シレーヌ》ブロンズ