全国の美術館の情報や絵画・彫刻・アートなど芸術作品と画家・作家の紹介
ビュフェ美術館(クレマチスの丘)は静岡県長泉町クレマチスの丘(スルガ平)にあるベルナール・ビュフェの作品を展示している美術館。1973年11月25日に開館。
建築設計は菊竹清訓。ビュフェの黒い線を連想させる中央部分の三角形の建物の白壁には、ビュフェのサインが描かれ、現代の美術館ならではデザインとなっている。
ビュフェのモノクロームの色調の初期作品から、各年代の代表作まで約2000点(油彩・水彩・デッサンなど約500点、その他版画など1500点以上)を所蔵・展示。
また、1988年には新館を増設。1996年に版画館が開館。ビュフェのドライポイント(銅版画)、リトグラフ、水彩画、デッサン、画家の本やポスターなどを展示している。1999年には、ビュフェこども美術館を開設。
ベルナール・ビュフェ(Bernard Buffet、1928年 -1999年)は、20世紀のフランスの画家である。ビュフェ(「ビュッフェ」と表記する場合もある)は、第二次大戦後の具象絵画の代表的な作家である。
1943年パリ国立高等芸術学校に入学。20歳の時、パリで最も権威のある新人賞を受賞。この頃から天才画家として有名であった。
硬質で鋭く太い、針金のような輪郭線、モノトーンに近い色彩を特色とする、独自の様式を築き、その画面には人物の不安げな表情などとあいまって、第二次大戦後の作者の不安で荒涼とした心象風景が表されている。
女性像のモデルは多くの場合、妻のアナベルである。油彩画のみならず、優れた版画も多く制作している。1971年、43歳の時にレジオン・ドヌール勲章を受章。46歳でアカデミー・フランセーズ会員となる。
水曜日(祝日の場合は、その翌日)
12月26日−1月7日
大人 1,000円(900円)
高・大学生 500円(250円)
小・中学生 無料(特別企画展を除く)
※( )内は20名様以上割引
ビュフェのモノクロームの色調の初期作品から、各年代の代表作まで約2000点(油彩・水彩・デッサンなど約500点、その他版画など1500点以上)を展示している。