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優佳良織工芸館は北海道の染織工芸品「優佳良織(ゆうからおり)」を展示している工芸館。国際染織美術館、雪の美術館とともに、北海道伝統美術工芸村の中にある。
1980年、優佳良織を確立した染織作家、木内綾により開館。同時にそれまでカタカナ表記だった「ユーカラ織」から漢字表記へと変更。漢字の命名は棟方志功によるもの。
85,000平方メートルの敷地面積、5,200平方メートルの建物面積を誇る。館内はテーマ展示室、和の展示室、洋の展示室、インテリア展示室、制作工程展示室に分けられ、各種研究施設も併設。
テーマ展示室では、優佳良織の代表的な作品テーマを展開。作品の横には、モチーフとなった北海道の自然風景の写真を飾っている。
和の展示室、洋の展示室では、優佳良織を使用した洋服、道中着、バッグ、ストールなどの作品を実際の日常生活に溶けこんだイメージとして展開している。
他にも館内では、奈良薬師寺に奉納された優佳良織の幡(ばん)、優佳良織の制作工程、制作に使用する工具なども展示。
また手織り物の楽しさ、難しさを体験できる、はた織体験を開催している。
無休
大人 450円
高校生 250円
小中学生 200円
手織り工芸品である優佳良織の代表的な作品テーマ、優佳良織を使用した洋服、道中着、バッグ、ストールなどの作品を展示。