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大阪市立美術館(Osaka Municipal Museum of Art)は、大阪市天王寺区にある美術館。館の所在地は住友家本邸のあった場所で、住友家から美術館の建設を目的に日本庭園「慶沢園」とともに敷地を寄贈され、1936年に開館した。
建物は伊藤正文と海上静一によって設計された。
日本の国公立美術館の中でも歴史は古く、美術団体展や大規模企画展の貸し会場となるだけではなくコレクションを持ち常設展示をする意向が当初からあった。
市による購入の他、主に大阪市民などのコレクターの寄付で8000点を超える収蔵品が形成されてきた。仏教美術、エトルリアなど地中海文明の美術、充実した中国の絵画や書、日本の江戸期・明治以降の絵画、ほか金工・漆工・陶磁など貴重な工芸品を数多く有する東洋美術の宝庫である。
美術団体展を複数並行して行える地下展覧会室(4室)が近年増築された。また、併設されている美術研究所では素描、絵画、彫塑の実技研究を行っており、ここから日本画、洋画、現代美術、建築など多くの作家を輩出してきた歴史がある。
月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
年末年始
※本館は陳列替えのため休室する場合があります。
常設展
一般 300円 (150円)
高大生 200円 (100円)
中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方 無料
大阪市内在住の65歳以上の方 無料【要証明】
※( )内は20名以上の団体料金
※特別展などの料金は別途定めます
※特別展併設時は特別展観覧料にて常設展もご覧いただけます
大阪市立美術品の所蔵品には個人コレクションの寄贈または購入によるものが多い。
代表的なものに、中国書画の阿部コレクション、中国石仏の山口コレクション、日本の蒔絵、根付、印籠等のカザール・コレクション、日本古美術の田万コレクションなどがある。
また、展示品の中には大阪府を中心とした関西地区の社寺からの寄託品もある。