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守口市現代南画美術館(もりぐちしげんだいなんがびじゅつかん)は現代南画(現代南宗画)を常設展示する珍しい美術館。守口市名誉市民であり、日本南画院の会長である直原玉青などの著名な画家から現代南画の作品を収集・展示している。
常設展のほかに年4回の企画点や特別展も行っている。また、資料室では、南画(南宗画)や東洋画についてのビデオ放映も行う。
南画は、水墨を基調にした絵画。もともと室町時代に中国から伝えられた南宋画が、江戸時代に盛んに描かれ日本独自の絵画世界を作り、やがて南画と呼ばれるようになった。
その後、日本画や洋画の写生の手法を取り入れたり、色彩を使うようになったのが現代南画。
守口市現代南画美術館では、現代南画の第一人者の直原玉青の作品23点をはじめ、流麗な線と墨の濃淡で山水画や人物、風景など様々な題材が描かれた現代南画205点を所蔵する。
月曜日(祝日にあたる場合開館し火曜日が休館)、年末年始(12/29~1/3)
一般 200円(160円)
高校性・大学生 150円(120円)
小学生・中学生 100円(80円)
※団体割引有り。( )
※第2・第4土曜日市内小・中学生無料
直原玉青の作品など現代南画を常設展示。