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夢二郷土美術館(Yumeji Art Museum)は岡山県岡山市にある美術館。竹久夢二の作品を展示している。1970年に開館。
竹久夢二生家を整備し、美術館として開設した。画家・詩人である竹久夢二の作品を集めた美術館であり、本館が後楽園外苑の岡山市浜に、別館が瀬戸内市邑久町にある。
竹久夢二の「立田姫」「秋のいこい」「加茂川」をはじめ、挿絵・詩文が掲載された雑誌などの資料、約2000点。本館では常時100点を展示し、年2回、夢二の幅広い仕事の紹介を目的として企画展を開催している。
竹久 夢二(たけひさ ゆめじ、1884年 - 1934年)は、日本の画家・詩人。本名は、茂次郎(もじろう)。数多くの美人画を残しており、その作品は「夢二式美人」と呼ばれ、大正浪漫を代表する画家である。
児童雑誌や詩文の挿絵も描いた。文筆の分野でも詩、歌謡、童話など創作しており、なかでも詩「宵待草」には曲が付けられて大衆歌として受け、全国的な愛唱曲となった。
また、多くの書籍の装幀、広告宣伝物、日用雑貨のほか、浴衣などのデザインも手がけており、日本の近代グラフィック・デザインの草分けのひとりとも言える。
彼自身の独特な美意識による「夢二式美人画」と呼ばれる作品の多くは日本画の技法で描かれ(軸物や屏風仕立てで遺る)、また洋画(キャンバスに油彩)技法による女性像や風景画も遺されている。
月曜日(祝日の場合は翌日が休館)
大人 700円
中高大学生 400円
小学生 300円
※団体(20名以上)は2割引