全国の美術館の情報や絵画・彫刻・アートなど芸術作品と画家・作家の紹介
南アルプス市立白根桃源美術館は、主に山梨ゆかりの作家の作品を展示している美術館。昭和56年に開館。
本館は昭和初期の旧飯野産業組合(現在の農協)の海鼠張り土蔵造りの倉庫を、正門は白根地区百々の旧家の潜戸付薬医門である土蔵門をそれぞれ移築したもの。
庭園内には旧村名記念石碑、浄水観音像、七郷天水碑、天水井戸、塩沢石などがある。また梅、桜、花梨、あやめ、菖蒲、ツツジ、夏椿、椿、金木犀など四季折々の花々のほか、山野草も見られ、庭園の散策も楽しめる。
所蔵作品は、望月春江・川﨑小虎・野村清六・土橋芳次等の郷土作家を中心に、山梨所縁の作家による日本画、油彩画、水彩画、版画、工芸等、合わせて300点余り。
本館1階展示室・2階展示室では収蔵作品展を開催し、所蔵作品の中から土橋芳次、内田一郎、宮永岳彦等の洋画、望月春江、川﨑小虎、中澤一僑等、日本画などを展示し、年3・4回のペースで展示替を行っている。
市民ギャラリーの休館期間には、武田信玄にまつわる「川中島大合戦図」など歌川派浮世絵師による錦絵を中心に「武田信玄画像」「武田二十四将図」などの肉筆画のほか、『甲陽軍艦』などの古書も公開している。
月曜日
祝日の翌日
年末年始(12月28日~1月4日)
展示替期間
※展覧会の前後に展示替のため休館いたします。
大人(高校生以上)300円
小人(小・中学生)100円