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加納美術館は、島根県安来市にある、備前焼と絵画に関する美術館。
旧広瀬町出身の日本画家・加納莞蕾の作品を展示するため、その子息である加納溥基が1996年に個人美術館として建設した。2002年に広瀬町が出資する財団法人加納美術振興財団に運営が引き継がれ、町立美術館として位置づけられた。
2004年10月1日に安来市・広瀬町・伯太町が合併したため、財団は安来市の外郭団体となった。
備前焼は金重陶陽、山本陶秀、藤原雄、藤原啓、伊勢崎淳の5人の人間国宝作家の作品290点余りを揃えている。古備前も鎌倉、室町、安土桃山時代の作品44点を展示。
また加藤唐九郎ら100余名の作品を集めた茶碗コレクションもある。絵画は加納莞蕾のほか、岡山県出身の小野竹喬、池田遙邨の日本画があり、ほかに彫像・西田明史や木彫・細田育宏の作品を収蔵・展示する。
展示替えによる2・5・8月の最終火曜日
年末年始(12月25日-1月10日)
大人 1,000円(20名以上の団体 800円)
学生 500円(小・中・高・大ほか)
備前焼(人間国宝の作品)
金重陶陽、山本陶秀、藤原雄、藤原啓、伊勢崎淳