全国の美術館の情報や絵画・彫刻・アートなど芸術作品と画家・作家の紹介
津和野町立安野光雅美術館は島根県鹿足郡津和野町にある美術館。津和野町出身で、絵本、風景画、装画、エッセーなど幅広い分野で活躍する画家安野光雅の作品を展示している。2001年3月20日に開館。
創造性に満ちた美術館。第1、第2展示室のある展示棟と、昭和初期の学校を再現した昔の教室やプラネタリウム、安野光雅著作図書や色々な絵本を揃えた図書室、安野の自宅を再現したアトリエがある学習棟も備えている。
安野 光雅(あんの みつまさ、1926年 - )は、日本の画家、装幀家、絵本作家。島根県鹿足郡津和野町出身。現在は東京都小金井市在住。
子供の頃より、画家への夢を抱いてきた安野光雅は、美術のみならず、科学・数学・文学などにも造詣が深く、豊かな知識と想像力を駆使して独創性あふれる作品を発表してきた。原色や派手な色をほとんど使わない淡い色調の水彩画で、細部まで書き込まれながらも落ち着いた雰囲気の絵を描く。
主な著書に、『ふしぎなえ』、『繪本平家物語』、『天動説の絵本』、『空想の絵本』、『ABCの本』、『旅の絵本』、『算私語録』、『空想工房』、『空想書房』、『わが友 石頭計算機』(『石頭コンピュータ』としてリメイクされている)など。
森鴎外の翻訳『即興詩人』(アンデルセン原作)の熱心なファンとしても知られ、舞台となったイタリアの紀行文『繪本即興詩人』を発表している。
年中無休(年末年始、特別展等準備期間を除く)
一般 800円(650円)
中高生 400円(250円)
小学生 250円(120円)
安野光雅の作品を展示している。
「野の花と小人たち」
「歌の絵本-日本の唱歌より-」
「繪本平家物語」