渡辺美術館

渡辺美術館は鳥取県鳥取市にある美術館。

医師・渡辺元が収集した3万点余りの美術品の収蔵と一般公開を目的として1978年(昭和53年)に開設し、1987年(昭和62年)に財団法人化された。

主に9世紀から19世紀の日本刀(大太刀も含む)、甲冑などの東洋古美術品が常設展示されており、その数1万5千点で、国内最多を誇る。

その他にも喜多川歌麿《蹴鞠之図》、土佐光吉《曽我物語図屏風》などの絵画や蒔絵師大谷歓到が8年かけて制作して大正14年にシカゴ万博グランプリを獲得した《扇流蒔絵飾重箱》など名品がある。

渡辺美術館
名称
渡辺美術館(わたなべびじゅつかん)
開館時間
土・日及び祝日 10:00−17:00
月・水・木・金 10:00−15:00
(入館は閉館の30分前まで)
休館日

火曜日(祝日の場合は開館し翌日休館)
年末年始(12月30日、31日/1月1日、2日)

TEL
0857-24-1152
FAX
0857-24-1152
関連サイト
公式サイト(外部リンク)
入場料

一般 900円
高大生 500円
小中生 300円
障害者 400円
※10名より団体料金、各種割引あり

所在地
〒680-0003
鳥取県鳥取市覚寺堤下1-55-1

渡辺美術館 展示品

  • 喜多川歌麿 《蹴鞠之図》
  • 《関ヶ原合戦図屏風(六曲一双)》
  • 《洛中洛外図屏風》
  • 土佐光吉 《曽我物語図屏風》
  • 《松竹梅太公望文日月硯》
  • 《二挺天符目覚付櫓時計》
  • 西村荘一郎 《松に猿丸額図》
  • 《緑釉銀化大壷》紀元前1世紀
  • 大谷歓到 《扇流蒔絵飾重箱》大正14年シカゴ万博グランプリ
  • 《渡唐天神画像》

3万点にもなる収蔵品の種類が以下になる。

画・書
幅,仏画,巻物,浮世絵,版画,額,屏風,短冊
仏像・仏具
木仏,金仏(銅・鉄),石仏,陶仏,象牙仏,舎利容器,舎利塔,厨子,法具
陶磁器
日本,中国,朝鮮,その他(B.C.5世紀~現代)
茶道具(煎・抹茶)
五碗,急須,茶托,水注,茶心壺,茶合,炉屏,茶旗,涼炉,器局,茶壺,水指,花入,香合,香道具,釜,風炉,菓子器
調度・竹工芸
衝立,火鉢,燈火器,喫煙具,矢立,駕籠,箪笥(李朝・車・船・薬・刀),銭箱,挟箱,竹工芸
織物
能衣装,歌舞伎衣装,打掛,陣羽織,道中衣,袴,旗指物,刺繍
装身具
櫛,簪,根付,印籠,懐中,人形,玩具
銅・鉄・鉛・銀器
水注、盆、花瓶、杯
機械
時計(香時計・和時計・柱時計・置時計),秤,写真機,幻燈器,スライド,消防ポンプ
古銭
日本,中国,朝鮮,米国,通用手形,藩札
文房具
硯,硯箱,硯屏,水滴,筆,墨,印章
漆器
蒔絵,螺鈿,堆朱
甲冑
鎧,具足,兜(変わり兜・星兜・筋兜・頭成兜),甲冑部品(胴・袖・籠手)
刀剣
刀,槍,薙刀,刀掛,小道具(鍔・縁頭,目貫,小柄,竿)
武具
弓,弓矢,火縄銃,大砲,硝煙入,陣笠,馬具,馬標,軍配,軍扇,十手
鳥取藩関係品
画(幅・巻物・額・屏風),書(幅・短冊・点屏風),陶磁器,木彫,調度品,銅鉄器,出土品,漆器,刀剣,武具
和本(国文・漢文・医学・自然科学),洋本(美術・歴史・医学・自然科学)

展示画家(渡辺美術館)