倉吉博物館
倉吉博物館・倉吉歴史民俗資料館(くらよしはくぶつかん・くらよしれきしみんぞくしりょうかん)は鳥取県倉吉市にある公立美術館・博物館。
1968年に開館した倉吉郷土館を前身とし、1974年打吹公園に建設された館に美術部門と歴史部門からなる総合博物館「倉吉博物館」として開館した。美術部門では洋画家前田寛治と日本画家菅楯彦、版画家長谷川富三郎の作品をはじめとする郷土ゆかりの美術絵画作品を展示している。
また、歴史部門では倉吉近辺の遺跡から出土した重要文化財を含む考古資料を展示。隣接して倉吉の民俗資料を展示する倉吉歴史民俗資料館が建設され、2館はデッキで結ばれている。
- 名称
- 倉吉博物館(くらよしはくぶつかん)
- 開館時間
- 午前9時~午後5時
- 休館日
月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
祝日の翌日・年末年始
- TEL
- 0858-22-4409
- FAX
- 0858-22-4415
- 関連サイト
- 公式サイト(外部リンク)
- 入場料
一般 210円
高校生・大学生 100円
中学生以下・70歳以上 無料
※特別展のときは指定料金となります。
- 所在地
- 〒682-0824
鳥取県倉吉市仲ノ町3445-8
倉吉博物館 展示品
- 菅盛南 「春景山水図」 紙本・彩色 軸装
- 菅楯彦 「舞楽青海波(右隻)」 1917年、絹本・彩色 裏箔 屏風六曲一双
- 菅楯彦 「春宵宜行(左隻)」1926年 紙本・墨・淡彩 屏風六曲一隻
- 岡村葵園 「山水図」絹本・彩色 軸飾
- 山脇こう雲 「菊」 1930年頃 紙本・彩色 屏風二曲半双
- 大河内三代女 「伊勢の海」 1950年 紙本・彩色 軸装
- 菅真人 「船上山」 1938年 紙本・彩色 額装
- 生田花朝女 「樹下美人図」1918年頃 絹本・彩色 軸装 117.0×36.5
- 上島鳳山 「狂言十二ヶ月」 1916年 絹本・彩色 軸装
- 前田寛治 「少年の顔」 1920年、油彩
- 前田寛治 「子供の像」1922年、油彩
- 前田寛治 「海 」(絶筆)1930年、油彩、第10回帝国美術院賞受賞
- 前田寛治 「西洋婦人像」 1925年、油彩
- 前田寛治 「自画像」 1924年、鉛筆
- 前田寛治 「セーヌ河畔」1925年、油彩
- 前田寛治 「裸婦」 1925年、油彩
- 前田寛治 「J.C嬢の像」1925年、油彩、第6回帝展特選
- 前田寛治 「西洋婦人像 」1925年、油彩
- 前田寛治 「工場」1925年、油彩
- 前田寛治 「犬吠碕」1930年、油彩
- 前田寛治 「棟一郎像」 1929年、油彩
- 前田寛治 「子供の顔」1930年頃、油彩
- 前田寛治 「伏臥裸婦」1928年、鉛筆
- 林武 「鰯と人参」1930年、油彩
- 中井金三 「河岸」1910年、油彩
- 中井金三 「橋津風景」1920年、油彩
- 香田勝太 「バラ」1930年頃、油彩
- 伊谷賢蔵 「大崎風景」 1931年、油彩
- 小椋繁治 「山海関風景」1935年、油彩
- 山桝寅二郎 「曇り目」1936年、油彩
- 伊藤彰 「初夏」1940年頃、油彩
- 森岡柳蔵 「村にて」1923年、油彩
- 鈴木亜夫 「鴨」 1930年、油彩
- 中山巍 「フィレンチェの街」1928年、油彩
- 川口軌外 「 花(あざみ)」1930年頃、油彩
- 福留章太 「松」 1956年 油彩
- 長谷川富三郎 「三徳の杉(三徳山本堂の杉)」 1962年、板画
- 米本一郎 「残雪大山」1983年、油彩
- 伊藤宝城 「ヘルシンキのオリンピック競泳」、1955年 石膏 「葺笛」 1956年
- 徳喜英雄 「十萬寺党始末」、1956~57年孔版
- 吉田たすく 壁掛「四季」1974年 ウール他
- 増田英一 「花」、1922年、油彩
- 増田英一 「お台場道の松」、1970年、油彩
- 生田和孝 「黒釉鎬手花生」、1968年、陶磁
- 生田和孝 「糖釉櫛目切込瓶」、1965年、陶磁
- 生田和孝 「飴釉墨流扁壷」、1967年、陶磁
- 生田和孝 「鉄絵茶碗」、1960年、陶磁
- 早川巍一郎 「横たわる裸婦」、1956年、ブロンズ
- 早川巍一郎 「腰かける裸婦」、1952年、ブロンズ
- 早川巍一郎 「鳩と少女」、1973年、ブロンズ
- 長谷川塊記 「裸婦」、1962年、ブロンズ
- 清水良治 「鳩と少女」、1983年、ブロンズ
- 重岡建治 「十字のピエタ」、1981年、ブロンズ
- 湯村光 「KURAYOSHI」、1984年、赤御影石
- 黒川晃彦 「帽子を被ったら歩いてみよう」、1988年、ブロンズ
- 澄川喜一 「こっとい」、1988年、黒御影石
- 湯村光 「地象」、1985年、黒御影石
- 江口週 「打吹の鳥」、1990年、ブロンズ
- 山本正道 「風と少女」、1990年、ブロンズ
- 峯田義郎 「やまなみ」、1981年、ブロンズ
- 澄川喜一 「To The Sky」、1991年、白御影石
- 向井良吉 「風景の中の風景」、1991年、アルミニューム
- 淀井敏夫 「雲と樹、渡り鳥」、1991年、ブロンズ
- 山根耕 「つなぎ石 作品-8」、1992年、白御影石
- 池田宗弘 「塀の内外 旅人」、1992年、真鍮
- 内田晴之 「異・空間 92-2」、1992年、ステンレス鋼
- 早川巍一郎 「だんらん」、1974年、ブロンズ
- 西山三郎 「久米の薬草」、1994年、ブロンズ
- 山根耕 「つなぎ石 作品-10I」、1992年、白御影石
- 新宮晋 「遠いこだま」、1994年、カーボンファイバ ステンレス鋼
- 田中栄作 「万象万物の記憶」、1994年、ブロンズ
- 手塚登久夫 「月に吠える'94」、1994年、黒御影石
- 小田襄 「円と方形・出発」、1995年、ステンレス鋼
- 石井厚生 「時空・1912年6月1日-1985年3月31日」、1997年、御影石
- 毛利武士郎 「倉吉DNA碑」、2000年、石・ステンレス
- 湯村光 「Composition」、2000年、白御影石
- 加藤昭男 「月から舞い降りた兎」、2000年、ブロンズ
展示画家(倉吉博物館)