つなぎ美術館

つなぎ美術館は熊本県芦北郡津奈木町にある美術館。境野一之の作品を中心に、熊本県にゆかりのある作品を常設展示している。あわせて企画展も開催し、優れた芸術作品を紹介している。

美術館2階から、津奈木城があった場所を公園化した舞鶴城公園まで、モノレール(勾配30度、全長241m)が運行しており、5分間のミニトリップが楽しる。建物もモノレールもバリアフリーデザインとなっている。公園内にも野外彫刻が配置され、四季を通して文化的空間を楽しむことができる。

境野一之

境野一之(1900~1989)は福岡出身。戦後に妻の故郷熊本市に定住し、 美術教師をしながら独自の抽象作品を描き続けた。没後、作品のほとんどが津奈木町に寄贈され、美術館の収蔵品の中心となっている。

作品は、青年期に過ごした大陸の思い出をテーマとしたものが多く、心に残った心象風景を鮮やかな色と詩情豊かな形で表現した。油彩抽象画のほかに、ヨーロッパ旅行で描いた風景画や、作品の下絵となったスケッチ、そして友人に送った絵ハガキなど、約150点の境野作品を収蔵している。

名称
つなぎ美術館(つなぎびじゅつかん)
開館時間
10:00−17:00 (入館は閉館の30分前まで)
休館日

水曜日(祝日の場合はその翌日)
年末年始(12/29-1/3)
展示替え期間

TEL
0966-61-2222
FAX
0966-61-2223
関連サイト
公式サイト(外部リンク)
入場料

常設展
無料

企画展
展覧会により異なる

モノレール乗車料
往復 300円 片道 200円

所在地
〒869-5603
熊本県芦北郡津奈木町大字岩城494

つなぎ美術館 展示品

  • 境野一之 《断層》
  • 境野一之 《冬山》
  • 境野一之 《ドナドナ》
  • 境野一之 《エアメール》
  • 境野一之 《いかり》
  • 境野一之 《白い形》
  • 境野一之 《青い山》
  • 坂本善三 《構築(壁A)》
  • 宮崎静夫 《道標》
  • 宮崎静夫 《とり》
  • 松本得三 《うたせ 赤》

展示画家(つなぎ美術館)