石川県七尾美術館

石川県七尾美術館は、石川県七尾市にある美術館。能登半島唯一の総合美術館として1995年に開館した。

設計者は内井昭蔵建築設計事務所。収蔵品の中心は七尾市の名誉市民である池田文夫からの遺贈品であり池田コレクションと称される。また、毎年春には七尾出身の画家長谷川等伯の特別展が行われる。

七尾市の石川県能登島ガラス美術館、輪島市の石川県輪島漆芸美術館との3館連携の企画が行われることもある。

長谷川等伯

長谷川 等伯(はせがわ とうはく、天文8年(1539年) - 慶長15年2月24日(1610年3月19日))は安土桃山時代から江戸時代初期に活躍し、狩野永徳、海北友松、雲谷等顔らと並び桃山時代を代表する絵師である。

登国七尾(現・石川県七尾市)で生まれる。はじめ長谷川信春を名乗り、七尾を中心とした能登地方で、自らも熱心な信徒であった日蓮宗関係の仏画や肖像画などを描いていた。

30歳過ぎた頃、上洛。郷里の本延寺の本山本法寺から庇護を受けながら、絵を描いて売る「絵屋」として身を立てた。当時の主流狩野派の様式に学びつつも、千利休ら茶人たちから中国絵画の知識を吸収し独自の画風を確立していった。

現在確認される作品は80点余り。残した作品の多くは、重要文化財に指定されている。

名称
石川県七尾美術館(いしかわけんななおびじゅつかん)
開館時間
9:00−17:00 (入館は閉館の30分前まで)
休館日

月曜日(祝日を除く)、祝日の翌日(土・日曜日を除く)、年末年始

TEL
0767-53-1500
FAX
0767-53-6262
関連サイト
公式サイト(外部リンク)
入場料

展覧会によって異なります

所在地
〒926-0855
石川県七尾市小丸山台1-1

石川県七尾美術館 展示品

  • 長谷川信春(等伯) 《愛宕権現図》
  • 長谷川信春(等伯) 《陳希夷睡図》
  • 長谷川信春(等伯) 《善女龍王図》
  • 川合玉堂 《渓橋雨後図》
  • 宮川長春 《納涼美人図》
  • 初代徳田八十吉 《色絵布袋山水人物図硯箱》
  • 澤田政廣 《木彫不動明王像》

展示画家(石川県七尾美術館)