石川県立美術館
石川県立美術館は、石川県金沢市に所在する美術館。1945年10月、石川県美術館として金沢市本多町の旧北陸海軍館を改装して開館するが、同年末占領軍によって接収される。 1959年、谷口吉郎の設計により同名で開館。
1983年に近接する現在地に移転と共に現在の名称に改称。石川県にゆかりのある作品を中心に収集。
第一から第九までの展示室と前田育徳会展示室の10室を持つ。第一展示室には野々村仁清の手による国宝「色絵雉香炉」と重要文化財「色絵雌雉香炉」の二点が展示される。
前田育徳会展示室は前田氏の文化財を管理する前田育徳会が所蔵する美術工芸品を月毎にテーマを決め展示する。
- 名称
- 石川県立美術館(いしかわけんりつびじゅつかん)
- 開館時間
- 9:30−17:00 (入館は閉館の30分前まで)
- 休館日
美術館全体は年中無休です。
展示室は展示替え期間中と年末年始、閉室します。
- TEL
- 076-231-7580
- FAX
- 076-224-9550
- 関連サイト
- 公式サイト(外部リンク)
- 入場料
【常設展】
一般 350円(280円)
大学生 280円(220円)
高校生以下 無料
※( )内は20名以上の団体料金
※企画展観覧料はその都度設定致します
- 所在地
- 〒920-0963
石川県金沢市出羽町2-1
石川県立美術館 展示品
指定文化財
- 野々村仁清 《色絵雉香炉》国宝
- 野々村仁清 《色絵雌雉香炉》重文
- 野々村仁清 《色絵梅花図平水指》重文
- 伝清水九兵衛 《蒔絵和歌の浦図見台》重文
- 秋月等観 《西湖図》重文
- 久隅守景 《四季耕作図》重文
- 《緑地桐鳳凰文唐織》重文
- 《色絵布袋図平鉢 古九谷》重文
- 初代大樋長左衛門 《飴釉烏香炉》県文
- 尾形光琳 《蒔絵螺鈿野々宮図硯箱》県文
- 尾形光琳 《蒔絵螺鈿白楽天図硯箱》県文
- 山田宗美 《鉄打出鳩置物》県文
- 初代辻村兼若 《 刀 銘越中守藤原高平(花押)/元和七年十二月 日》県文
- 伝長谷川久蔵 《祇園会図》県文
- 俵屋宗達 《槇檜図》県文
- 伝岩佐又兵衛 《源氏物語図》県文
- 沢庵宗彭 《沢庵和尚像自画賛》県文
- 岸駒 《虎図》県文
- 久隅守景 《四季耕作図》県文
- 喜多川相説 《秋草図》県文
- 松尾芭蕉 《温泉頌山中の句》県文
- 本阿弥光悦 《薄木版下絵詩歌(和漢朗詠集)》県文
絵画
- 紺谷光俊 《龍田姫之図》
- 鈴木華邨 《竹梅図》
- 玉井敬泉 《山の秋》
- 野田九浦 《虞美人草》
- 橋本関雪 《拾牛図》
- 村田丹陵 《富士巻狩図》
- 横山大観 《長江の朝》
- 清水錬徳 《パラダイス》
- 森本仁平 《湖畔のはす田》
- 宮本三郎 《熱叢夢》
彫刻
- 畝村直久 《和》
- 矩幸成 《春を包む》
- 堀義雄 《転生》
展示画家(石川県立美術館)