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白山市立松任中川一政記念美術館は、旧松任市にゆかりのある文化勲章受章者で、洋画家の中川一政の作品を展示している美術館。昭和61年に開館。
コレクションは油彩、岩彩、陶芸、書など244点の作品。館内には常時、60点前後が展示され、数回展示替えを行っている。
3つの展示室と別館があり、第1展示室では、油彩を中心に一政の代表的な風景画、100号の「駒ケ岳」をはじめ、「薔薇」・「向日葵」など躍動感あふれる油彩展示している。
第2展示室では岩彩を中心に神奈川県真鶴の港で捕れたという鯛を画面いっぱいに描いてある岩彩の「大器晩成」・油彩等、又都新聞に掲載された「石田三成」の挿画15点展示。
第3展示室は書を中心に・巻物・陶器など展示。別館では一政の書いた随筆・短歌・詩の中で、詩集より八編の詩を抜粋しパネルにして展示している。
中川 一政(なかがわ かずまさ 1893年 - 1991年)は、東京都生まれの洋画家、美術家、歌人、随筆家。文化勲章を受章 文化功労者表彰。
洋画、水墨画、版画、陶芸、詩作、和歌、随筆、書と多彩な作品を制作した。全てが独学であり自ら「在野派」と称した。洒脱な文章でも知られた。
月曜日(ただし、祝日の場合は翌日)
年末年始
館内特別整理期間
一般 200円
中学生以下 無料
※特別展の場合は別途料金。
中川一政《駒ケ岳》油彩
中川一政《薔薇》油彩
中川一政《向日葵》油彩
中川一政《大器晩成》岩彩
中川一政《正念場》書