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水戸芸術館は、1990年に開館した茨城県水戸市にある市立の美術館・コンサートホール・劇場からなる現代芸術の複合施設である。
愛称は「Art Tower Mito」(アートタワーミト)。運営は財団法人水戸市芸術振興財団。館長は音楽評論家・吉田秀和。建築家・磯崎新が設計した。
市中心部に建つこの施設は、中心市街地活性化の意味も込めて、移転した水戸市立五軒小学校の跡地に建設された。
美術ギャラリー。この部分のみを指して水戸芸術館現代美術センターとも言う。
合計9室の展示室を持ち、高い天井・明るい照明や外光・どんな作品でも受け入れることのできる主張の小さい白い壁面などが特徴。形状も回廊状の細長い空間やトップライトを持つ高い空間などさまざまである。
壁に直接釘を打ったり絵を描いたりすることもできるなど使用方法は相当自由。
企画は基本的に自主企画で、現代美術にほぼ特化している。作家の個展・グループ展や、作家を取り混ぜてテーマ性の濃い展覧会を行ってきた。
特にクリスチャン・ボルタンスキーやジェームズ・タレルの個展、椹木野衣企画の「日本ゼロ年」展などは大きな反響を呼んだ。
2005年は海洋堂の軌跡展、グラフィティ・アートの日本初の企画展など論議を呼ぶ企画も行っている。
また展示室9は「クリテリオム」というタイトルの、20歳代から30歳代前半の若手美術家を取り上げる個展シリーズを行い、多くの美術家を発掘して紹介している。芸術監督は逢坂恵理子。
通常の美術館とは違い、企画展示に予算を集中しているためコレクションはほとんど持たない。
月曜日(月曜日が国民の休日にあたる場合は火曜日)
年末年始
施設保守点検などで臨時休館日を設けることもあります。
一般 800円
前売・団体(20名様以上) 600円
中学生以下・65歳以上・各種障害者手帳をお持ちの方は無料