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香川県立 東山魁夷せとうち美術館は、香川県坂出市にある美術館。2005年4月に開館。
日本画家東山魁夷の作品のみを展示する個人美術館で、魁夷が塗装色の提案をした瀬戸大橋の袂、祖父の出生地である櫃石島を望む地にある。
美術館の建築設計は谷口吉生。東山すみ夫人より寄贈された版画作品270点余の展示公開のため開館。小都市にある展示室面積277㎡の小さな美術館であるにもかかわらず、来館者は1ヶ月あたり平均約1万人という異例の高い水準にある。
東山 魁夷(ひがしやま かいい、1908年 - 1999年)は、日本の画家。昭和期を代表する日本画家と評される。千葉県市川市名誉市民。
約10年の歳月をかけて制作した奈良・唐招提寺御影堂障壁画「黄山暁雲」は畢生の大作となった。画集のみならず文章家でもあり画文集など、著作は数多い。
月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
展覧会準備(作品展示替え)、年末年始
展覧会により異なります。
展示品は全て東山魁夷の作品である。館蔵品の大半は石版画であるが、館の高い人気を背景に長野県信濃美術館・東山魁夷館や兵庫県立美術館などから作品を多く借り、質の高い展示を維持している。同時に肉筆画の収集も行い館蔵品の質向上を目指している。