承天閣美術館

承天閣美術館は京都府京都市にある美術館。相国寺創建600年記念事業の一環として1984年に建てられた。

相国寺および臨済宗相国寺派に属する鹿苑寺(金閣寺)や慈照寺(銀閣寺)などが所有する墨蹟・絵画・工芸品等の文化財(国宝 5点と国の重要文化財 143点を含む)を収蔵・展示している。

さらに、2004年に閉館した萬野美術館(大阪市)から国宝・重要文化財を含む約200点を寄贈された。

開基足利義満600年忌の記念事業として増改築にかかっていたが、2007年5月13日に全館オープンし、展示室の面積は従来の倍以上となった。

伊藤若冲の「芭蕉図」や「葡萄図」を常設展示している。

承天閣美術館
名称
承天閣美術館(じょうてんかくびじゅつかん)
開館時間
10:00−17:00 (入館は閉館の30分前まで)
休館日

6月4日(月)−9月14日(金)、年末年始

TEL
075-241-0423
関連サイト
公式サイト(外部リンク)
入場料

大人 600円
大学生・65歳以上 400円
中高生 300円
小学生 200円
(大人のみ20名様以上は団体割引)

所在地
〒602-0898
京都府京都市上京区今出川通烏丸東入相国寺門前町701

承天閣美術館 展示品

国宝

  • 無学祖元 墨蹟 《与長楽寺一翁偈語》(相国寺蔵)
  • 《玳玻盞散花文天目茶碗》(相国寺蔵)

重要文化財

相国寺所有

  • 陸信忠 《十六羅漢図》
  • 絶海中津 《十牛頌》
  • 長谷川等伯 《竹林猿猴図屏風》
  • 文正 《鳴鶴図》
  • 林良 《鳳凰石竹図》

光源院(相国寺塔頭)所有

  • 吉山明兆 《春屋妙葩頂相》

鹿苑寺(金閣寺)所有

  • 伊藤若冲 《鹿苑寺大書院障壁画》50面
  • 足利義満像

慈照寺(銀閣寺)所有

  • 春屋妙葩 《春屋妙葩頂相自賛》
  • 霊石如芝墨蹟 《餞別偈》
  • 痴絶道中墨蹟 《無準忌上堂語》

萬野美術館旧蔵

  • 佐竹本三十六歌仙絵断簡 《源公忠》
  • 俵屋宗達 《蔦の細道図屏風》
  • 本阿弥光悦 《赤楽茶碗 加賀》
  • 円山応挙 《牡丹孔雀図》
  • 円山応挙 《七難七福図》

展示画家(承天閣美術館)