福島県立美術館

福島県立美術館(Fukushima Prefectural Museum of Art)は、福島県福島市にある県立の美術館である。

福島市の北、信夫山の麓に、福島県立図書館と併置され、福島大学経済学部森合キャンパスの跡地に1984年(昭和59年)7月に開館した。設計は大高建築設計事務所。

絵画、版画、彫刻、工芸など1,600以上の作品を収蔵しており、福島県白河市生誕の関根正二を中心に、20世紀アメリカの具象絵画や、福島県会津坂下町出身の版画家、斎藤清のコレクションが特色である。

名称
福島県立美術館(ふくしまけんりつびじゅつかん)
開館時間
9:30−17:00 (入館は閉館の30分前まで)
休館日

月曜日(祝祭日をのぞく)
祝祭日の翌日(土・日にあたる場合は開館)
年末年始(12月28日~1月4日)
※館内消毒等のため臨時休館することがあります。

TEL
024-531-5511
FAX
024-531-0447
関連サイト
公式サイト(外部リンク)
入場料

<常設展>
一般・大学生 260円 (210円)
高校生以下 無料
※ ( ) 内は20名以上の団体料金 

<企画展>
展覧会ごとに異なります。

所在地
〒960-8003
福島県福島市森合西養山1

福島県立美術館 展示品

福島県立美術館では、絵画、版画、彫刻、工芸など2,000点以上の美術品を収蔵しています。

なかでも、20歳で歿した画家関根正二と同時代に活躍した画家たち、フランス印象派の絵画、ベン・シャーン、ワイエスら20世紀アメリカの絵画が大きな特色となっています。

さらに、版画家・斎藤清の400点を超えるコレクション、現代の染織、陶芸などが知られています。

海外作品

  • カミーユ・ピサロ 《エラニーの菜園》1899年
  • クロード・モネ 《ジヴェルニーの草原》1890年
  • ポール・ゴーギャン 《ブルターニュの子供》1889年

日本画

  • 下村観山 《寒空》1923年
  • 速水御舟 《晩冬の桜》1928年
  • 速水御舟 《女二題》1931年
  • 小川芋銭 《於那羅合戦》1921年
  • 小茂田青樹 《薫房》1927年

洋画

  • 安井曾太郎 《ターブルの上》1912年
  • 岸田劉生 《静物(白き花瓶と台皿と林檎四個)》1918年
  • 関根正二 《真田吉之助夫妻像》1918年
  • 関根正二 《姉弟》1918年
  • 村山槐多 《庭園の少女》1914年
  • 石井柏亭 《果樹園の午後》1928年
  • 松本竣介 《駅》1942年
  • 長谷川利行 《浅草の女》1935年
  • 渡部菊二 《勤労の娘たち》1940年

版画

  • 恩地孝四郎 《母と子》1917年

展示画家(福島県立美術館)