山口県立美術館
山口県立美術館は、山口県山口市にある県立の美術館。山口市の市街地のほぼ中心部、山口大学経済学部の旧亀山キャンパス跡地(幕末は藩校山口明倫館があったところ)に位置している。
鬼頭梓建築設計事務所の設計により1979年に開館した。周囲は山口県立図書館(山口県文書館)、山口県庁舎、山口サビエル記念聖堂などの並ぶ文教地区となっている。
山口県出身でシベリアの抑留体験を描いたシベリアシリーズで有名な画家、香月泰男の死後、手元に残っていた数多くの作品が遺族により山口県に寄贈されたのをきっかけにして建てられた。
コレクションの中で特筆されるものは、そのシベリアシリーズである。他に、長州藩とゆかりの深い雪舟、狩野芳崖、戦後の画家では小林和作のものなどがある。
- 名称
- 山口県立美術館(やまぐちけんりつびじゅつかん)
- 開館時間
- 9:00−17:00 (入館は閉館の30分前まで)
- 休館日
月曜日(祝日、振替休日の場合は翌日休館)
年末年始(12月28日-1月3日)
展覧会撤去にともなう臨時休館
- TEL
- 083-925-7788
- FAX
- 083-925-7790
- 関連サイト
- 公式サイト(外部リンク)
- 入場料
常設展
一般 190円 (160円)
学生 120円 (100円)
※( )内は20名以上の団体料金
※特別展は別途に定めた料金
※常設展、特別展ともに18歳以下と70歳以上および高等学校、中等教育学校、特別支援学校に在学する方等は無料
- 所在地
- 〒753-0089
山口県山口市亀山町3-1
山口県立美術館 展示品
洋画
- 小林和作 《エクス風景》
- 小林和作 《海》
- 小林和作 《婦人像》
- 松田正平 《風景》
- 松田正平 《月夜》
- 松田正平 《砧風景》
- 香月泰男 《日本海》
- 香月泰男 《1945》
- 香月泰男 《雪》
- アーサー・ヒル 《沐浴の前》
- ニエーレ・トローニ 《絵画:30cmの間隔で規則正しく繰り返される50番の絵筆の痕跡》
- 三浦俊輔 《さいはて》
- 中川一政 《薔薇》
- 中本達也 《渇》
- 井川惺亮 《PEINTURE 絵画》
- 入江一子 《バーミヤン回想》
- 利根山光人 《復興》
- 宮崎進 《昼》
- 尾崎正章 《白い椅子と枯れた花》
- 山本文彦 《星の園にて》
- 長谷川繁 《(無題)》
- 桂ゆき 《虎の威を借りた狐》
- 高橋由一 《鴨図》
日本画
- 雪舟 《山水図巻》
- 雪舟 《牧牛図(牧童)》
- 雪舟 《牧牛図(渡河)》
- 狩野芳崖 《牧馬図》
- 狩野芳崖 《梅月図》
- 狩野芳崖 《呂洞賓鉄拐図》
- 狩野松栄 《四季花鳥図》
- のむら清六 《沼の入日》
- マコト・フジムラ 《The Fou Doors #2》
- 三上誠 《変異の空間》
- 上原古年 《晩渡》
- 下村良之介 《七つの軌跡》
- 不動茂弥 《籠城》
- 中川一政 《椿》
- 兼重暗香 《梅にかささぎ》
- 富岡鉄斎 《避世漁樵図》
- 月岡雪鼎 《美人図》
- 雁来紅朝顔図 《松林雪貞》
- 田能村竹田 《陸羽煎茶図》
- 玉村方久斗 《黄菊白菊図》
- 藤田隆治 《海老と魚》
- 雲谷等益 《林和靖・雪景山水図》
- 雲谷等顔 《花鳥図》
- 高島北海 《秋景山水》
彫刻
- 植木茂 《作品》
- 植木茂 《トルソ》
- 最上寿之 《カミガミトモガミ》
- 澄川喜一 《そりとそぎ》
工芸
- 三輪休和 《萩茶碗「巌松」》
- 三輪休和 《萩壺》
- 三輪休和 《萩灰被花入》
- 三輪龍作 《ラブ Love》
- 吉賀大眉 《麦文壺》
- 吉賀大眉 《白釉壺(花器)(雪層)》
- 山本晃 《接合二段箱「草叢」》
写真
- 荒木経惟 《『センチメンタルな旅』》
- 森山大道 《『狩人』(1972)》
- 牛腸茂雄 《SELF AND OTHERS》
- アンセル・アダムズ 《ロッジボール・パインズ、マーセド川支流ライエル川、ヨセミテ国立公園、カリフォルニア》
- ウィン・バロック 《ロボス岬の潮溜り》
- ウーライ 《残像》
- 今井寿恵 《ロバと王様とわたし》
- 佐藤明 《燃えろ》
- 小本章 《Seeing 86-11》
展示画家(山口県立美術館)