ウッドワン美術館
ウッドワン美術館(WOOD ONE MUSEUM OF ART)は広島県廿日市市吉和にある美術館である。1996年9月に開館。
財団法人ウッドワン美術館が運営している。住宅建材メーカーのウッドワンが所蔵する美術品の寄託を受け作品展示をしている。
コレクションは、近代日本絵画、マイセン磁器、アール・ヌーヴォーのガラス作品、清代の陶磁器、薩摩焼の5つの分野を中心とする。
絵画のコレクションは、日本画では、横山大観、竹内栖鳳、上村松園ら伝統的な日本画の改新・進展に大きな役割を果たした物故作家の作品をはじめ、現代日本画壇で清新な歩みを続ける平山郁夫、中島千波らの作品を収蔵。
また、洋画では、岡田三郎助、藤田嗣治、梅原龍三郎など、特に昭和戦前に活躍した作家のものを中心に収蔵している。
マイセン磁器では、マイセン磁器史上重要な意味を持つ《ウェリントン公爵戦勝記念食器セット》や、世界最大級の《色絵神話文双耳壺》 ( 総高 145cm) など、日本随一のマイセン・コレクションを常時展示。
アール・ヌーヴォーでは、ガラスの新しい技術開発に寄与し、芸術的表現を追求したエミール・ガレを中心に、ドームやミュレール兄弟など、ナンシー派の作家の作品を収蔵・展示。
近代日本絵画約500点、マイセン磁器約100点、ガラス作品50点、その他を所蔵する。その他、ルノワール、ゴッホを所蔵する。
- 名称
- ウッドワン美術館(うっどわんびじゅつかん)
- 開館時間
- 10:00−17:00
- 休館日
毎週月曜日(祝日の場合は開館。振替休日なし。)
臨時休館日(展示替えなどのため)
冬季休館日(12月中旬 - 3月下旬)
- TEL
- 0828-40-3001
- FAX
- 0829-40-3003
- 関連サイト
- 公式サイト(外部リンク)
- 入場料
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本館 |
マイセン館 |
全館共通 |
一般 |
900円(800円) |
900円(800円) |
1500円(1350円) |
高大生 |
500円(400円) |
500円(400円) |
800円( 700円) |
※( )内は10人以上の団体料金
- 所在地
- 〒738-0301
広島県廿日市市吉和4278
ウッドワン美術館 展示品
洋画
- ピエール=オーギュスト・ルノワール 《婦人習作》
- ピエール=オーギュスト・ルノワール 《花かごを持つ女》
- フィンセント・ファン・ゴッホ 《農婦》
- 靉光 《ばら》
- 青木繁 《漁夫晩帰》
- 浅井忠 《農家(日傘のある風景)》
- 岡田三郎助 《薔薇を持つ少女》
- 鴨居玲 《サイコロ》
- 岸田劉生 《毛糸肩掛せる麗子肖像》
- 木原和敏 《偢》
- 黒田清輝 《木かげ》
- 小出楢重 《少女お梅の像》
- 古賀春江 《花》
- 佐伯祐三 《パリの裏街》
- 高橋由一 《官軍が火を人吉に放つ図》
- 智内兄助 《「美人図」》
- 中村彝 《女》
- 長谷川利行 《カフェ・オリエント内のスタンド》
- 藤井勉 《新春》
- 藤島武二 《女の顔》
- 前田寛治 《少年の像》
- 松本竣介 《顔》
- 南薫造 《安浦風景》
- 森本草介 《MORET》
- 萬鐵五郎 《風景》
日本画家
- 上村松園 《桜可里》
- 金島桂華 《烏骨鶏》
- 木村武山 《旭光照波》
- 伝周文 《四季山水図》<重要文化財>
- 竹内栖鳳 《雲龍》
- 田渕俊夫 《歴(瑞竜寺)》
- 富岡鉄斎 《西園雅集図》
- 中島千波 《醍醐の桜》
- 野村義照 《吉野桜》
- 橋本雅邦 《紅葉白水図》
- 橋本関雪 《雙白全寿図》
- 速水御舟 《晩秋の桜》
- 稗田一穂 《彌生》
- 松尾敏男 《寒牡丹》
- 円山応挙 《老松太藺鯉魚図》
マイセン磁器
- 《色絵神話文双耳壺》色絵磁器
- 《色絵シノアズリー文ティーポット》色絵磁器
- 《色絵ルイ15世肖像文蓋付壺》色絵磁器
- 《海神ネプチューン》色絵人形
- 《野外の昼餐》色絵磁板
清代の中国陶磁器
- 《青花纏枝文龍耳扁壺》
- 《粉彩牡丹文瓶》
- 《夾彩花文皿》
- 《粉彩開光花鳥文瓶》
ガラス作品
- エミール・ガレ 《薔薇文双耳扁壺》
- エミール・ガレ 《百合文花瓶》
- エミール・ガレ 《おだまき文花瓶》
- エミール・ガレ 《ケシと大麦文花器》
- エミール・ガレ 《蘭文花瓶》
- エミール・ガレ 《海百合文花瓶》
- フランス・バカラ社 《象のリキュール・セット》
展示画家(ウッドワン美術館)