尾道市立美術館

尾道市立美術館は、広島県尾道市の千光寺公園(千光寺山)にある市立の美術館。1980年3月、旧NHK尾道放送局跡地に開館。

その後、建築家安藤忠雄の設計により改築され2003年1月10日に再開館した。本館と新館の2つの建物からなる。

本館は寄棟造・本瓦葺の屋根に国重文・西郷寺本堂を模したもので、展示室の他に1階にカフェ・ミュージアムショップ、2階にロビーがあり、それらから尾道水道を一望できる。

尾道市立美術館 新館

新館は安藤建築の特徴である打放しコンクリートにガラス張りの四角いもので、すべて展示室からなる。内外のすぐれた美術の展覧会をおこなうとともに、尾道ゆかりの美術の紹介に努めている。

千光寺公園は桜の名所として有名で、美術館付近には珍しい鬱金桜・御衣黄桜の木が植えられている。また、南側斜面にはKINCHOにより除虫菊(旧因島市の市花)が植えられている。

尾道市立美術館 本館
名称
尾道市立美術館(おのみちしりつびじゅつかん)
開館時間
9:00−17:00 (入館は閉館の30分前まで)
休館日

月曜日
年末年始
展示替え日
※特別展では変更する場合があります。

TEL
0848-23-2281
関連サイト
公式サイト(外部リンク)
入場料

常設展
大人 300円
高校生 200円
中学生以下 無料

特別展
展覧会により異なります。

所在地
〒722-0032
広島県尾道市西土堂町17-19

尾道市立美術館 展示品

  • 小林和作 《白馬山》
  • 小林和作 《画室にて》
  • 小林和作 《尾道風景》
  • 小林和作 《通り雨》
  • 小林和作 《秋山》
  • 森谷南人子 《桃花処々》
  • 森谷南人子 《曇り日》
  • 森谷南人子 《新冬風景》
  • 森谷南人子 《初春閑村》
  • 森谷南人子 《群芳図(牡丹、山百合、小菊、水仙)》
  • 平田玉蘊 《「諸家書画帖」唐美人図》
  • 平田玉蘊 《国色天香図 菅茶山 賛》
  • 平田玉蘊 《郭巨図 頼 杏坪 賛》
  • 平田玉蘊 《つる薔薇図》
  • 平田玉蘊 《桐鳳凰図》
  • エマニュエル・ダモワ 《セーヌの川船》

他にも尾道にゆかりのある画家など(戸塚孝三郎、西原務、溝上豊太郎、高卯良蔵、ジョルジュ・ルオー、楠瓊州、金山佳子、淸原啓一、橋本静水、中村琢二、平松純平)を展示。

また、尾道市内の遺跡から出土した考古資料や、貴重な郷土玩具などの民俗資料を展示。

展示画家(尾道市立美術館)