群馬県立近代美術館
群馬県立近代美術館(THE MUSEAM OF MODERN ART,GUNMA 略称「MMAG」)は群馬県高崎市の県立公園・群馬の森内にある美術館である。
「明治百年記念事業」として高崎市東部の「旧東京第二陸軍造兵廠岩鼻製造所」跡の国有地(同製造所跡地にはこの他に「日本化薬高崎工場」「日本原子力研究開発機構高崎量子応用研究所(旧日本原子力研究所高崎研究所)」が置かれている)に建設された県立公園『群馬の森』の付属施設として、群馬県立歴史博物館とともに整備された。1974年10月に開館。
美術館名の通り国内外の近現代美術の収集・展示を行うとともに、群馬県唯一の県立美術館(群馬県立館林美術館開館前)として群馬県出身の画家の美術品の収集・展示にも力を入れている。
建物の設計は磯崎新。建築的にも評価が高く、北九州市立美術館などとともに磯崎の代表作として称されることも多い。
1990年代に2度に渡る増改築を行っているが、建物の基本デザインを踏襲し建物裏手に増築を行ったことから、群馬の森・芝生広場からの外観はほぼ建築当初のままである。
- 名称
- 群馬県立近代美術館(ぐんまけんりつきんだいびじゅつかん)
- 開館時間
- 9:30−17:00 (入館は閉館の30分前まで)
- 休館日
月曜日(休日の場合は翌日)
年末年始(12月29日−1月3日)
展示替えの為の臨時休館
- TEL
- 027-346-5560
- FAX
- 027-346-4064
- 関連サイト
- 公式サイト(外部リンク)
- 入場料
展覧会により異なる
常設展示のみ
一般 300円
大高生 150円
中学生以下 無料
障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料。
- 所在地
- 〒370-1293
群馬県高崎市綿貫町992-1
群馬県立近代美術館 展示品
- 湯浅一郎《画室》
- 湯浅一郎《室内婦人像》
- 福沢一郎《敗戦群像》
- 福沢一郎《嘘発見器》
- 南城一夫《仔山羊のくる部屋》
- 南城一夫《鯛の静物》
- 山口薫《紐》
- 山口薫《若い月の踊り》
- 山口薫《ノートルダァム》
- オノサト・トシノブ《作品》
- 鶴岡政男《夜の群像》
- 藤牧義夫《つき》
- 小室翠雲《春雨簫々》
- 安井曾太郎《足を洗う女》
- 岸田劉生《五月の砂道》
- 長谷川利行《少女》
- 前田寛治《姉妹》
- 佐伯祐三《パリ郊外風景》
- 岡鹿之助《花と廃墟》
- 牛島憲之《五月の水門》
- 安田靫彦《役優婆塞》
- 志村ふくみ《鈴虫》
- ゴヤ 版画集『妄』
- ピサロ《エラニーの教会と農園》
- モネ《睡蓮》
- モネ《ジュフォス、夕方の印象》
- ルノワール《読書するふたり》
- モロー《救済される聖セバスティアヌス》
- ルドン《ペガサスにのるミューズ》
- ルドン《聖セバスティアヌス》
- ムンク《オースゴールストランの夏》
- ムンク《桟橋の少女たち》
- ルオー《秋》
- ピカソ《魚、瓶、コンポート皿(小さなキッチン)》
- ピカソ《ゲルニカ・タピスリー》
- ローランサン《ブルドッグを抱いた女》
- シャガール《世界の外のどこへでも》、『寓話』より「ウシとおなじくらい大きくなりたいと思ったカエル」
- デュフィ《ポール・ヴィヤール博士の家族》
- ロダン《彫刻家とミューズ》
- マイヨール《ヴィーナスの誕生》
- ムーア《三人の女性と子供(奉献)》
- ヘップワース《球体のなかのうねり》
- 金大受《羅漢図》
- 曽我蛇足《山水図》
- 雪村周継《山水図》
- 長谷川宗宅《柳橋水車図屏風》
- 俵屋宗達《卯の花図屏風》
- 作者不詳《観月美人図》
- 円山応挙《青鸚哥図》
- 谷文晁《隅田川両岸図》
- 浦上玉堂《山中訪隠図》
- 宮脇愛子《うつろひ》
- 岡田謙三《ダブル・ランドスケープ》
- 今井俊満《晩秋》
- シシリア シリーズ「赤い花々」よりⅡ
- ルイス《ダレット・サフ》
- マッタ《ルゥ・デュ・フゥ》
展示画家(群馬県立近代美術館)